2011年1月12日水曜日

ハコベの種&葉を食べる音

↓は、1週間前の、テテ。


今でも、スキがあれば、リビングに脱走(?)しようとしてますが
テテがいる、部屋との温度差があるので、いつでも、脱走可能とは
いかないのが申し訳ないとはいえ・・・

ここ数日は、また、少し落ち着いているのかもしれないと、正直
今、少しだけ、ほっとしてるのかもしれません。

こうやって、少しずつ、弱っていくのを見守るしか出来ないかも
しれませんが(万が一、全快する可能性や、このまま、ずーっと
これくらいを維持できる可能性があるなら、本当にうれしいけど)

毎日、一緒に入れる時間が、こんなにいとおしいなんて・・・

改めて、テテに、ありがとうと、心から感謝してるところです。

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テテが、奇跡的にゴハンを食べ始めるきっかけになったが、ほんとに
それがきっかけなのか、分かりませんが・・・ゴハンもダメ、粟で
すら、かじってるマネしかしない、スプーンで液体をあげてもダメ

となってしまうと、こちらも、おてあげで(強制的なことは、極力
しないと決めていたので)、さて、どうするか、真剣に考え、思い
ついたのは、ハコベの種の部分をあげてみることでした。

お野菜や、果物、ハコベ、そのものは、もちろん、「今ででも食べ
られるかもしれない」と、早い時点から、あげてみてたのですが

食べる気力があっても、噛み切ることすらできない、状態で・・・

かといって、テテの、誇り高い性格上、スプーンに入れたものや、
すりおろしたものは、飲むつもりすらないらしく、このまま見て
おくしかないのかと、本当に、力なさを痛感したのですが・・・

もしかして、と、思ったのが、ハコベの種部分、、、だった

という訳だったのでした。

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時期的に、どこの地方の方でも、入手できるものではないですし
こっちですら、うちの実家の畑にもなく、結局、母の実家の畑まで
入手する為、ハコベを求める「旅」に出ることになるのですが・・
(こういう探しに行く時間すら、惜しいくらいでしたけど^^;)

テテと、何か通じ合うものがあったのか、ハコベの種は、大当たりで
ただ、ひたすら、ぷっくり膨れた種部分を指先でつぶし、そこから出た
種を手のひらに乗せ、それを、テテが、弱弱しく食べるという時間が
続きました。

結局、大弱りしてた、その日は、ほぼ、それくらいしか口にせず
あと、いつもの器でも、スプーンでも、飲まなくなってしまったので
テテが飲みやすい、小皿をもってきて、それで、水分を飲んでもらう
ことに、成功したくらい。

でも、やっぱり、ビタミンとか、水分とか、大切ですよね~

そんなこんなで、数時間たつと、表情が少し和らぎ、行動が、少し
落ち着いてきたのをみて、こちらも、少しほっとすることができた
のでした。

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それから、「ハコベの種なら、食べれるんだ!」と、寒風の中、
ハコベハンターが、周囲の畑をチェック(笑)

Kちゃんもいます、天候も悪いです、なかなか、ハコベを探しに行くのに
適した環境ではなかったのですが(Kちゃんは、寒くてもついて来たがり
ますしねぇ・・天候も、雪、みぞれ、ばかりだったので、ハコベ自体
凍りかけてたり、、、いやいや。黙)・・・

結局、それで1週間が過ぎ、一昨日の夜から、思い出したように、ハコベの
「葉」の部分まで、しょりしょり、食べてくれるようになりました。

自力で食べる事自体は、ここ数日は、できてるし(粟やオーツばかりですが)
ハコベの種なら、食べてやっていいと言われてたし(高飛車な態度ですね^^)
うすーく切った果物なら、食べてくれるようになってたので、リンゴや
ニンジン(←これは野菜だけど)、イチゴなども食べてましたが・・・

「そうだっぴ!ハコベは、葉もおいしいんだったっぴ!」と、理由は分からない
けど、思い出したような、そんな顔して、ガツガツ、何枚も何枚も食べ続けて
ます(一昨日の夜以降。。。)

もしかして・・・

母が、テテのこと心配して、種付きじゃなかったけど、さむーい中、
お野菜の陰にひそむ、ハコベを、とってきてくれていて、その気持ちが
テテにも伝わってたのか、そのハコベの葉をあげてみたのが、再きっかけで

相手はインコですが、もしかして、そういう「気持ち」って、
やっぱり通じてるのかな?だとしたら、すごいな、などと・・

また、感動し、じーんときちゃってる、私です。

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ハコベの種は、時期的に入手できるか疑問になりかけてたので、このまま
ハコベの葉を食べてくれてるとありがたいと、ほんきで思うのですが・・

栄養的なこともさておき、葉を齧る音って、本当に心地いいですよね~

しょりしょり、おいしいそうに、噛み切っていくのをみると、心から
幸せだなぁって、思います。キキも、葉を食べるのですが、どちらかと
いうと、しょりしょりっていうより、ぎょりぎょりって、感じで・・・

みんな、それぞれ、個性があるというか・・。


そういえば、羽つくろいをして、ぶるっと羽をふるわせることすら
できなくなってたテテが、数日前から、ぶるぶるっと、これまでの分
まとめて、羽をキレイにしようとしてるみたいです。

羽を震わせること自体、習慣であっても、体力がないとできないこと
だったんだと、改めて思ってみてたのですが、「いつも美人(美鳥)で
いたいテテ」には、不可欠な動作なので・・・

「羽ぶるぶるって、できるようになって、よかったね」って、テテに
話をしています。ニコニコしながら、話しかけてるはずなのに・・・

「そんなことより、あたしのカキカキをながめておきなさいっぴよ」
って、ちょっとにらむところも、テテらしい(笑)

夫が、しばらく、多忙を極めそうなので、こちらも、日中はバタバタ
しまわざるえないのですが、そんな中でも、少しでも、多くの時間と
心配りができるように、やっていきたいものだなと、思ってます。

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と、以上・・・

ながーーーくなりましたが・・・

ハコベはすごい!と、いう、感動レポート(?)でした♪