2011年3月13日日曜日

ルチの17回目の誕生日に思うこと

生きていたら、今日は、ルチの17回目のお誕生日です。

ルチが天国へ行ってから、ずいぶんと時間がたってしまった
ようでもあり、実際は、2年と数ヶ月のことでもあり・・・

テテが、天国へ行ってから、1ヶ月弱でもあり、それも、また
ずいぶんと前になってしまったような、変な感じでもあります。

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今日は、びっくりするほど、いい天気で、ぽかぽかで行楽日和
なのに、何をしてても、心が壊れそうな感覚が消せなくて・・

ほんとに、11日以降、現実として受け止めるには余りある
あまりの被害に、ただただ、報道をみて、震えがとまらず、
この事実を事実として、そのまま、受け止められずにいます。

親類や知人とは、ほぼ連絡がとれ、少しほっとしたのものの・・

余震の続く停電の中、ずいぶんと長い時間、不安と共に過ごした
話を聞いただけでも、次々に涙が、こぼれてきてしまいます。

そんな中、胸が痛むニュースの中に・・・

自社の工場が不能になってても、いち早く、支援を決めた企業や
金額の過多以上に、即刻、支援を決意してくれた、国々・・・

大企業だからできる、国単位だからできるといった、声もあるよう
ですが、日本政府よりずっと迅速に支援を決め、行動してくださって
いるニュースを聞くと、少しだけ、ほっとするような気がします。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。
このご恩は、一生忘れません、と。

そして・・・

私自身、何か少しでも、お役に立てることはないだろうか?

募金や、節電、献血(私は英国滞在歴があり、できないのですが。涙)等
それくらいしか、現実的には、思いつかないのがもどかしいですが・・・

どうか、神様。

そういう気持ちの輪が、少しでも、被災者の方々の復興の助けに
なってくれますよう、そして、何より、一人でも多くの方の命が
助かりますよう・・・

ただただ、ほんとにそれだけを願っています。

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11日は、母方の祖母の誕生日で、13日は、ルチの誕生日で・・

三月には、大切な人たちのバースデーがたくさんで・・。

花粉症には、ちとつらくても、春が来て、佐賀の城内も、ひなまつり
イベントで少しは盛り上がり、九州新幹線の開通や、モールの誕生祭

ようやく、待ち望んでいた春がやってきてくれてるのに、
心の底から喜ぶことすら、できない状況ですし・・・

人間ですら、こういう状況なので、ペットと呼ばれる動物さんたちは
なおさらどうしてるんだろうと思うと、胸が張り裂けそうになりますが

少しでもいい方法がみつかりますよう。

そして、みんなでこの難局を乗り切っていけますように。

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追伸

↑と、書いてみたものの・・

書いていてももどかしいようでもありますが・・・
(何を書いてるのか、行きつ戻りつ、まとまらない。涙)

いてもたってもいられない、でも、何も出来ない無力感に襲われ
数日が経過し、Kちゃんからは「ママ、泣かないで。笑って」と
言われる始末(いっつも、そうなんですよね。ごめんなさいっ)

でも、私が泣くより、私でもできることがあるなら、一ミリでも
何かやれたほうがいいのではないか?と、少しだけ、思えるように
なりました。

(こういう時こそ、日頃、自分がどれだけわがままで、
いいかげんで、そして、どうでもいいことに日々、振り
回されているかを強く反省するものです。涙)

実際、自分がその場にいたら、どう行動するんだろう?
何を思うのだろう?まったくひとごととは思えず、
横ですやすや眠る、Kちゃんの顔をみては涙

信じきった顔で、甘えてくる、キキの顔をみては、涙。

命の大切さ、いとおしさを、痛いほど実感しています。

逆らえない現実があるのも、事実。でも、それをどう受け止めるか
そして、どう生かすかの選択が残されてるのなら・・・

泣いてる暇なんて、今はないのです。

できる人が、できることを、一つでもやっていくことが一人でも
多くの、命を救うことにつながるかもしれないのですから。