2007年3月12日月曜日

毛抜きの可能性

私なりに本を読んだり、病院で聞いたりして感じたことですが・・・
例えば、引越しをして環境が変わったから、照明が変わりストレスに感じていたまで、毛抜きを始めてしまう原因はさまざまです。

一度、毛抜きをしてしまうとすると・・・

インコの身体は、定期的に訪れる換羽ではないのに、緊急体勢に、羽を生やす作業をすることになります。身体への負担は言うまでもなく、何度も続くことで、栄養状態のバランスが崩れやすくなります。

また、急いで羽を出そうとするからか、一つの毛穴から、一気に数本の羽が生えてくることもよくあります。想像するだけでも、むずがゆそうなイメージですが、かなりの「いらいら」を伴うことだと考えられます。(荒療法として、一本を残して抜く作業を行っている人の話もネットにてみたことがあります)


ほんの些細なことであっても、どの部分でそれがはじまるか、はっきりと予測不可能なことが、一番怖いところですし、一度はじめてしまうと、上記の理由から、完治するのが大変難しいとされるわけです。

毛抜きをしてしまうインコの性質も、どちらかと言うと、インコ的自立をしてないタイプに多いとも言われているようです。
つまり、べったりインコで、何らかの環境の変化に対して、不安や心配、退屈から、一度始めてしまうというケースです。

不安をあおるつもりは、毛頭ありませんが・・・

私も含め、毛抜きの問題がもっとオープンに話されること、そして、できれば、理解を示してもらえることを、願っています。

毛抜きの症例や、ルチの経験については、私の心の整理がつけば、また書かせていただこうと思います。

*画像は二年前のルチ。キッチンペーパーに入ったルチ巻きです

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