2008年11月6日木曜日

「父とルチ」その1

父とルチのこと・・・

いざ書こうとしても、どこから書こうか
とてもうまく書ききれないような気がして、
なかなか、これに踏み切れなかったんですが

それなりに、私の中で整理がつけば、それでいいかな
と思ったので、重い腰をようやくあげたところです。

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何度か、ブログの端々に書いてきましたが・・・

父とルチが会ったのは、随分前でしたが、
(一人暮らしをしてるところに、両親が遊びに来た時に
「会う」そして、少し「遊ぶ」くらいはしてましたが)

実際、父がルチとコミュニケーションをとれるように
なってきたのは、ルチが実家に帰ってきて、それから
数年後の事でした。

これまで、インコちゃんがたくさんいた我が家(実家)

父は、もともと動物が好きなようですが、インコズに
積極的にかかわるという訳ではなく、少し距離をおき
時々あそびに参加する、という程度だったので・・・

ルチが帰ってきた時も、私も母も、そういうもんだろう
と思っていたわけです。つまり時々は相手してくれても
積極的にかかわることも期待してなかったし・・・

ルチも、実家に帰ってきた時点で、4歳すぎていたので
成鳥が、そんなに懐くことも、期待しないほうがいい

と、そんなふうに思ってました。

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ところが、何がどうなるか分からないのが、今日。

ルチが実家に戻ってきて、数年間の実家は、父の仕事に
大きな変化が起こったり、母の仕事は、多忙を極め、
私も新しい仕事を開始し、弟も、就職活動に忙しく

そんな状況の中・・・

いつもルチのことを気になりつつ、ルチと一緒にいる
時間が十分とれないことに、いつもイライラしてたし、
その影響もあってか、ルチも毛引きが再発するし・・・

今、思い返すと、あのときが、一番バタバタ
していたような気がします。

(あのときは若かったじゃないけど、今なら、もうちょっと
要領よく乗り切れたかもしれないなぁとも思いますが^^;)

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結局、少しバタバタがおさまってみれば、一番、家にいる
時間が長くなっていたのは父で、どういう経緯を経たのか
聞いても、はぐらかされるだけでしたが・・・

半年、いや、一年以上をかけ、父は、じわじわと
ルチとの仲を縮めていったものと思われます(笑)

たぶん、特別なことというより・・・

ルチに話しかけたり、一緒に音楽を楽しんだり、
(父は、趣味でトランペットやピアノを少々)
そういう「共有」する時間が、常識では難しい

成鳥とのパートナーシップを実現させたのかもしれません。

正確には、パートナーじゃなくって、母も言ってたけど
ルチにとっては、父(じじ)は、家来?!みたいな位置
づけにみえてたんだけど、それは、内緒ってことで^^;

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最初から、もちろん、ルチが父に懐いていたわけじゃないし
手に抱っこされるなんて、随分あとになってからのことで

父が仕事に行くと、寂しそうに泣いたり、後追いしたり
父が帰ってきてないか、父のバックのありかを探したり

というのは、やはり仲が随分狭まってきてからでしたが

本当に、インコ好きの方がびっくりするほど懐いてたし
インコおたくじゃない、父の事なので、かえってルチの
ことも、人間の子供みたいに接しようとするので・・・

(母が、子供=つまり私や弟、にも、そんなに
しなかったのにね、って苦笑いするくらい^_^;)

一人前(一鳥前)に接してくれた、父に対して、ルチも、
愛情を感じてくれていたのかな~、って、思っています。

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去年の夏、父にだっこされる、ルチ↓

(微妙ですが、一応、カキカキシーンです)

また、続きは、後日書こうと思います。