2008年11月1日土曜日

るっちゃん、またね

ルチがなくなってから、家族と顔を会わせると、
たくさんのルチとの思い出話になるんですが…

改めて、家族それぞれの心にしっかり生きている、
ルチの存在感に、驚かされているところです。

今回のことは、確かに、あまりに
急で、突然に思えてたけど…

(その分、余計に心の準備が
できてないと思ってたけど)

家族と、たくさんの、とても話きれる量ではない、
ルチの思い出を話してて、思ったのですが・・・

それを認めたくなかっただけで、少しずつ、
ルチの老化は進行してきてた訳だし・・・

私や家族のため、段階的に、少しずつ、
お別れの準備をしてくれていたかもと、
都合よく考えたくなってきました。


若い頃から飛ぶのが得意ではなかったけど、
そのかわり、テケテケと床の音をさせ、
私や家族を追いかけてたルチ。

川にダイビングして、幸運に一命をとりとめたり、
落下して、骨折したこともありました。

数年前から、寝てることが急増したし、
以前と比べると、鳴くことも減ってきてました。

陣痛がはじまった時も、しばらく、カキカキを
してあげられないからと、痛みの間を縫うように…

せっせとカキカキしたことが、昨日のことのようです



今思うと、全然突然ではなく、段階的に、
お別れの為の、心の準備をさせてくれて
いたのかもしれませんが・・・

それに気づかなかった、自分を恥じるばかりです。


それでも今も思うのは・・

何が会っても、どういう状況になっても、
まだまだ長生きして欲しかったと思うし

自分なりに、ルチの老化を、少しずつ、時間を
かけて受け止めて来たつもりだったけど、まだ
私には、もっともっと・・・

たくさんの時間が必要だったのかもしれません。



いつも左手に抱っこして、右手で
ルチを、カキカキするのが習慣でした。

今も左手の手のひらには、しっかりルチの
感触やあたたかさが残ってる気がするし…

ルチのルチ臭も、しっかり脳に
記憶しておきたいと思ってます。


もっと生きてて欲しかったと、思う、
欲張りな気持ちは変わらないけど

長いあいだ、ほんとうに、
沢山の思い出をありがとう。

こころから、そう、ルチに伝えたいです。

そして、これからも、家族それぞれの心の中で、
ずっとずっとずっと、長生きしてちょうだいね。



るっちゃん、さよならは言わないよ。
またね、いつか会う日まで。

ずっとずっと大好きだからね。