私が入院中、「赤ちゃんもだけど、ルチは
高齢なんだから(もっと構ってあげなきゃ)」
と、〇〇(弟)から怒られたと、
母が苦笑いしてましたが・・・
弟から見ると、初孫ができて、ヒートアップしてる
両親の気持ちを察しながらも、多少おいてきぼりを
くらってるようにみえた、ルチを思って・・・
という発言だったのだと思います(苦笑)
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弟は、自分から積極的に、ルチや歴代のインコズの
お世話をしてきたわけではないのですが・・・
どういうわけか、彼は、インコズにも、そして子供にも
好かれる性分らしく、ルチからも、お世話しないくせ、
結構、好かれていたのが、意外でもありました(笑)
まあ・・・
弟のインコ好きには、面倒なこと(お世話)を避けて、
おいしいところだけ…という面がないともいえませんが、
どうお世話をしていいか分からないけど、インコ、特に
ルチは大好き、という感じだったので・・
そういう面は、弟も、父も似てるなぁと思ってます(^^;
私に言わせると「もっと、お世話もやってよぉ~」って
思うこともしばしばでしたが、弟なりのやり方で、
めいっぱい、ルチを大切にしてくれていた訳ですし
それは、ルチにも通じてたのか、思い出したように、
弟に甘えてみたり、仲良くできていたので・・・
そういう意味じゃ相思相愛だったのかもしれません。
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ルチとお別れして、数日が経過した、
今はどうかわかりませんが・・・
ここ数年の弟の携帯の待受画面は、ずっーとルチで、
写真撮影のため、携帯片手におっかけられるルチの
迷惑そうな顔を、昨日のことのように思い出します。
ルチにとっては、それは、嬉しいというより、
カメラ嫌いだったので、迷惑だったのかな^^
話は、少しそれますが・・・
数年前、父が病気になったとき、激しく動揺した私に
「じたばたしても仕方ないよ」と、どんと構えてる、
落ち着いた様子の、弟の姿があって・・・
「あ、弟も大人になってたんだな」と姉として、
ふとそんなことを思う、一幕もあったのだけど
今回のルチのことは、弟にとっても、急な話だった分
ショックだったようで、ルチとのお別れの日の夜、
弟の目は、うっすらと赤くなっていました。
いつもクールなことが多い、弟の涙を、天国のルチは
どう思ってみてたのかな、と、そんなことを思ったり。
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ルチと家族との、それぞれの思い出を、書ききれないほど
思い出せることじたい、大切な財産なのかもしれないな
そんなことも思う、私なのでした。