ちょっとしんみり話も書いてます。
よかったら、お読みくださいませ。
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若い頃から、ルチは、ちょっと小柄なインコでした。
だいたい、コザクラインコだと、平均が50g前後と
言われてますが、ルチの場合、生まれて、数年の間は、
47gくらい。その後は、45gくらいになり・・・
亡くなる数年前からは、だいたい40~42g位でした。
当時、今より、もっと情報が少なかったし、1g単位で
計れるスケールも今ほど、手頃な価格ではなかったので
お恥ずかしいながら、結構アバウトに体重測定してて
↑の数値が、正しいかも、少々自信ナシですが・・
おおむね、こんな感じだったのではないかと思います。
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前に書いたことがありますが・・
ルチは、生まれて4年目くらいから、毛引きの症状があり
それが加速すると、食べるどころでは、なかったようで
一時的に体重が落ちることがよくあったのですが・・・
人間も、年をとると、多少体重が落ちる人が多いように
インコちゃんも、そういう傾向があるんだよと、当時の
動物病院の先生から、言われたことを思い出します。
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なぜ、↑の話を書いたかというと・・・
のかるて国では「ルチノート」と言われてた体重や
その他もろもろの変化を記録した、ノートを・・・
ルチが亡くなって以来、久々、開けてみたから。
↓は、その一部。
(このページは、一昨年から、父に記録を
依頼してたので、父が、記録したものです)
このページだけ見ると・・・
「まぁ、じじ様、熱心に計ってくださってるのね」って
言って下さる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
あくまで、目安の一つでしかない体重とはいえ、
何かあった時、重要なシグナルの一つになるかも
と思ってたので、父には・・
「体重は毎日計ってね。記録してね。ルチは、脂肪等の
ストックがないので、体重が落ちたら、すぐ連絡してね」
と伝えてあったので、計った際、体重が41gになってたら
気が気ではなかったようで、そんな日だけ、一日に何度も
計ってるみたい(だなぁと、後日気づきました^_^;)
といっても、毎日、体重を計る時間は、結構バラバラ。
時には、計り忘れる日だって、あった訳ですが・・・
几帳面にみえて、実は、結構いいかげんな父にしては
かなりがんばって、計って記録してくれてたんだなぁ
改めて、そんなことを思っています。
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ルチは、もともと食が細いことと、好物があまりなく
あっても、すぐ「流行」が来て、立ち去ってしまう、
そんな性格だったこともあり・・・
スケールに乗ってもらうのに、食べ物でつることも
できず、乗せておだてても、全然ダメで・・・
スケールに乗るまで、本当に、数ヶ月かかったんですが
それ以降、亡くなる日の前々日まで、よくルチも我慢し
乗り続けてくれたものだと思います。
↓は、亡くなる前々日までの
記録でストップしてるページ
毎日、父なりに、自分は「ルチの体重はかりの係り」と
思ってくれていたので、そりゃ熱心に計ってくれてたのに
どういうわけか、亡くなる前日は、
測定し忘れてたらしく・・・
父が、ルチを寝せてから「ありゃ、計りそびれた」
って、思い出したそうです。あとから思うと・・・
なんでそうだったのか、分からないことというのは
人生でも、何度となくあることですが・・
父は「一度寝せてしまってるので、起こすのも
かわいそうだし、元気もあったし、食欲も。
明日、ちゃんと計ってあげよう」と思ったそうで。
(私も亡くなる前日のゴハンチェックはしましたが、
体重は、たぶん、減ってなかったように思いました)
かりに、この日に、体重を計ってたからといって、
亡くなることが避けられたかどうかは分からないけど
いつもやってる事を、し忘れてしまった次の日のこと
だったこともあり、ルチが亡くなったあとの父は・・
二言目には、私に「ごめんね」と謝るばかりで、
私こそ、本当に胸が痛かったことを思い出します。
他にもいろいろ後悔はあるけれど・・・
こういう後悔は、なるべく少なくできたらいいな。
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ちょっとしんみりしてしましましたが・・・
(すいません)
スケールに、ルチを乗せようと、日々格闘してた父の
「こら~っ!るっちゃん、動かない!!」って・・
はたからみると(聞くと)、とても楽しそうな
そんな日常が、とても懐かしく、いとおしく
思い出される、今日この頃だったのでした。