私も、そして、ルチも大好きだった、ごま(胡麻)。
世間一般には・・・
「いりごま」と呼ばれている「ごま」を、
実家では「ルチごま」って呼んでいます。
パッケージには当然「いりごま」って
表示してある訳ですが・・・
実家では、今も「ルチごま」の名称のままです(笑)
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ルチが元気だった頃、よく聞いてもらってたこと。
それは・・・
「るっちゃんは、何を食べてるんですか?」
「何食べたら、そんなに長生きできるんですか?」
ということでした。
るっちゃんには悪いけど、るっちゃんの好物を
そのまま書いてしまうと、「えっ~!!」って
皆様に卒倒される事になってしまうと思うので
すべてそのまま書けないのですが・・・
(ルチが若い頃と、今では、そのあたりの
常識も違ってきてますし、ご勘弁を^_^;)
ごまは、偏食が多かったルチが、いつも変わらず
好きだった数少ない品目の一つだったと思います。
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私は、個人的に、いりごまより、すりごまの方が好き
だけど、ルチは、クチバシでする(?)方がよかった
ようで、いりごまの方を好んで食べておりました。
ルチが、そばで、いりごまを食べてると・・・
どこからともなく、かすかな胡麻の香りがたち
(小さな小さな、そんな香りの波ですが)
ルチ臭+胡麻の香りの、異空間的ミックス香に
酔いしれたことを、思い出します(笑)
ルチは、小さいけど、クチバシですると・・・
ちゃんと匂いがたつんだなって感心したり^^
そうそう、本人(ルチ)は、すりごまが入ってる袋
そのものも自分の!って、思ってたようで・・・
母が、いりごまを、黙って(?)使おうとすると・・
「ぎぎ~っ!」って抗議したりしてたしねぇ(笑)
(使う前に「貸してね」と断った上、袋に手を伸ばすと、
「ぴっ!(いいよ)」ってそぶりで、許可が出てたけど
それなら最初から気前良く?!貸してあげればいいのにね
と、ルチの心の狭さを、家族間でよく笑ったものです^^;)
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先日の実家の母との会話で・・・
「Kanna、その、るっちゃんゴマとって」って頼まれ
「はい、ルチごまね」って、返答する私。
言葉なんて、ある種の流行なところもあるかもだし
ルチの写真を、孫(私の娘)の写真を並べて大事に
飾ってる実家ですら、いつか、ただの「ごま」に
名称は代わっていってしまうかもしれないけど・・・
実家の生活の中に、たくさんたくさん、今も
「ルチ」という形容詞として生きてることが
たくさんたくさん愛された証なのかな・・・。
ルチの単語を耳にするたび、どこか誇らしい
気持ちになる、私だったのでした。
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↓は、苦手な、お野菜を食べるルチ
(2007年初夏頃撮影分)
天国では、お野菜とごまの比率が・・・
1:2くらいになってるといいね^^